大容量のレンタルサーバーは必要?容量を中心にしたレンタルサーバー選びの考え方!

レンタルサーバーを借りる時、どのレンタル会社を検討すればよいのか悩んでいる方も多いのではないのでしょうか。一口にレンタルサーバーといっても、その内容は会社ごとに異なっていて色々な特徴があるため、メリット・デメリットも違ってきます。

今回はその中でも、容量という観点にこだわった考え方について説明したいと思います。

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容量を使い切ることはそう多くありません!

そもそもレンタルサーバーを借りる時、なぜ容量について考えておいた方がいいのでしょうか。その理由は、一度サイトを構築・公開してしまうと、後になってサーバー容量が不足してしまった場合に、稼働しているサイトにトラブルがないようにしつつ、サーバーの引っ越し作業を行わなければならないからです。

そういった作業には少なからず手間がかかるため、自分のサイトの特性や発展性などを踏まえつつ、サーバー容量が尽きないと考えられるレンタルサーバーを探し出すことをおすすめします。さて、各レンタルサーバー会社のプランについて調べてみると、多くの会社で100GB以上の容量を提供していることが珍しくないことが分かるはずです。

仮にWordpressでサイトを作り、1日に1ページ更新すると仮定します。1ページにつき写真等を含めて1MBの容量を消費すると仮定すると、1,024MB=1GBですので、サーバー容量が1GBもあれば1,024ページ更新することができます。

100GBともなればその100倍となり、100万ページも追加できてしまうことになります。もちろん容量を消費するのは更新するページだけではありませんが、100GBという容量は、おおよそ使い切るのが難しいと言っても差し支えないでしょう。

データ容量が必要になるケースはないの?

では、より容量を必要とするであろう動画共有サイトなどを作りたい場合はどうでしょうか。1本の動画につき1GBを超えるような場合は心配になりますね。しかし、Wi-Fiなどが広く普及してデータ転送速度が高速になった昨今においても、そのような容量の動画をそのまま配信することは、あまり好まれていません。

というのも、スマートフォンで視聴するユーザーが多い今、極力軽いデータで提供しないと、アクセス数が伸び悩んでしまうためです。一般的には動画編集や圧縮などを行って、1動画ごとに10~100MB程度に容量を抑えることが多いため、よほど特殊な動画サイトを作りたいというのでなければ、やはり100GB単位の容量を使い切ることは難しいと言えるでしょう。

ただし例外として、いわゆるキュレーションサイト(まとめサイト)のような形式で、更に多数の編集者が毎日ページを更新しているようなサイトの場合は、容量が100GBでも不足する恐れがあります。また、サーバーを一般的なWEBサイトとして公開するのではなく、社内メールや社内データなどを運用するサイトとして利用したい場合、各メールやデータ領域に対して容量を振り分ける必要があるため、より容量が大きい専用のレンタルサーバーを探すことをおすすめします。

容量とあわせてチェックしたい項目といえば!

さて、これまでのようなことを踏まえてレンタルサーバーを選ぶ場合、更にチェックしておきたい項目があります。それは「データ転送量」です。データ転送量とは、そのデータを各ユーザーに届ける量(転送量)のことで、サーバーの中に沢山のデータを保存できたとしても、データ転送量が制限されてしまう場合、ユーザーが快適にアクセスできなくなってしまう可能性があります。

例えば、一つのページを閲覧する時に1MBのデータ転送量が必要となると仮定します。1日に1人が閲覧する場合に発生する転送量は1MBですが、1日に100人が閲覧する場合、全体で100MBの転送量となります。

このように、閲覧されるページの容量、ページ数、閲覧するユーザー数によって転送量はどんどん大きくなっていくのです。多くのレンタルサーバーでは転送量などを無制限としていますが、あまりに転送量が膨大な場合、制限がかかる可能性は否定できません。

特にレンタル費用が格安のサーバーの場合、一つのレンタルサーバーを複数の利用者に切り分けていることがあり、特定の利用者のデータ転送量が極端に多いと、他の利用者に影響が出る恐れがあります。そういった部分に制限をかけていることがあるため、「1ページのデータ量が多い」「一定時間にアクセスするユーザー数が多い」ようなサイトを運営したい場合は、よく確認しておきましょう。

他にもチェックしておくと嬉しい項目といえば?

更に、データ転送量だけでなく「データ転送速度」にも注目しておきましょう。なぜならば、転送速度が低速に制限されている場合、読み込みまでに時間がかかってしまい、アクセスしてくれたユーザーが途中で諦めて離脱してしまうケースが珍しくないためです。

こういった事態を少しでも減らすためには、データを保存する先がHDD(ハードディスクドライブ)ではなくSSD(ソリッドステートドライブ)を提供しているレンタルサーバーを探すと良いでしょう。SSDは従来利用されてきたHDDのように物理的な構造がないドライブのため、データの書き込みや読み込みをより速く処理することができます。

このSSDを搭載したレンタルサーバーも一般的になりつつあります。

ただし、SSDはHDDのサーバーよりも高価なため、HDDのサーバーよりも月額料金が高くなることもあり得るでしょう。あるいは、一部の限られた部分のみSSDを利用していて他はHDDである、といったケースも考えられます。

サーバーを契約する前に、細かいところまでよくチェックしておきましょう。

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大容量で使いやすいレンタルサーバーといえば?

実際に大容量で使いやすいレンタルサーバーを探すのであれば、「Xサーバー」や「ロリポップ」「ヘテムル」「ConohaWing」などが候補となるでしょう。各社ともにオールSSDでサーバーを提供するプランを用意しています。

また、データ転送量やデータ転送速度なども保証されているだけでなく、よく用いられるWordpressなどもインストールすることが想定されているため、大変使い勝手がよいと言えるでしょう。後は、費用の検討に加えて、それぞれの運営するサイトの要件に応じて詳細を検討するとよいでしょう。

例えば、サイトの後々の発展性を踏まえる場合は、プランの切り替えが可能かどうか、簡単にできるかなどは見ておきたいポイントです。あるいは、セキュリティ対策が重要視される会員制サイトなどを構築する場合は、サーバーが提供するセキュリティ対策などもチェックしておきましょう。

運営したいサイトに応じたサーバー選びを!

レンタルサーバーを容量という考え方で選ぶ場合でも、単純なデータ容量以外にも見ておきたいポイントが沢山ありました。まずは、「どうしてレンタルサーバーを利用したいのか」や「どんなサイトを運営したいのか」などをよく考えることが大切です。

その後、自分の希望に適したサービスを提供してくれるサーバーを選ぶことで、安定した利用が実現できることでしょう。